グレイス・ロゼ 2021
山梨県/グレイス/750ML 3001円※税込み
日照時間日本一を誇る山梨県明野町にある三澤農場。
グレイスワインでは、自然がもたらしたブドウ栽培に適した条件を活かしながら、
團場の棚田構造化、暗渠排水の設置、高畝栽培といった工夫を加え、
常に「より美味しいブドウ」を目指す取り組みを行っています。
防除剤や化成肥料を使用せず、丹精込めて育てた三澤農場産のメルロ、カベルネソーヴィニヨン、
カベルネフランを直接圧搾法とセニエ法にて小仕込みを行い、フレンチオークの旧樽で発酵、貯蔵
させた、品種の複雑さと土地の味わいが表現された逸品です。
<ブドウの品質に関して～茅ヶ岳山麓三澤農場～>
3月～5月は少雨～適雨、日照が適照～やや寡照で好天候に恵まれ、芽吹きも早い傾向
で順調なスタートでした。
6月の梅雨期も少雨で推移し、病害も無く、結実は良好でした。梅雨が16日程度早く明け
て7月下旬成熟期に入り、夏の日差しが続きましたが、8月中旬に多雨、低照、低温が続
き、若干の停滞を見せるものの下旬以降は好天候が続き、冷夏の遅れを取り戻しました。
特異的だったのは10月の気候でした。全国的に気温が高く、また昼夜の寒暖差にも恵ま
れ、熟期を待ったことが功を奏し、収量は大幅に減ったものの、無事に収穫を行うことが出
来ました。
＜２０２1年ヴィンテージのテイスティングコメント＞
輝きのある綺麗なピンク色、豊かに広がる果実香、チェリーやオレンジピールの爽やかな
印象にピンクペッパーのスパイス香の調和が心地良い。やわらかな果実味と豊かな酸味、
心地良いタンニンが広がり、エレガントな仕上がりになっています。
～補足情報～
・直接圧搾法：黒ブドウによる白ワイン仕立てです。白ワインを造る様に黒ブドウを直接圧搾
し、皮の色素がほのかに色付いた果汁をアルコール発酵させます。果皮や種との接触が無
いため、軽やかな渋味のロゼが生まれます。
・セニエ法：黒ブドウを用いて赤ワイン同様に醸造し、アルコール発酵中に程良く色付いたタイ
ミングで液体部分を分離させる方法により、しっかりとした味わいのロゼワインが生まれます。
ブドウ品種：メルロ（41%）、カベルネフラン（27%）、カベルネソーヴィニヨン（23%）、プティヴェルド（9%）
産地：三澤農場 栽培：垣根方式 収穫年：2021 年 醸造法：フレンチオークの旧樽にて発酵、貯蔵
味わい：辛口
ネットショップ(750ML)
