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グレイス 茅ヶ岳2021 白、入荷しました【地酒のさせ酒店/国産ワイン/2022.2.25更新】

グレイス 茅ヶ岳2021 白

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グレイス/山梨県/750ML 2750円※税込み

◆2021年度の気候◆
3~5月は少雨~適雨、日照は適照~やや寡照という好天候に恵まれ、芽吹きも早い傾向で順調な成長スタートでした。
6月の梅雨期も少雨で推移し、病害も無く、結実は良好でした。
梅雨が16日ほど早く明けて7月下旬成熟期に入り、夏の日差しが続きましたが、8月中旬に多雨、低照、低温が続き、
若干の停滞がありましたが、下旬以降は好天候が続き、冷夏の遅れを取り戻しました。
特異的だったのは10月の気候でした。全国的に気温が高く、また昼夜の寒暖差にも恵まれ、
熟期を待ったことが功を奏し、納得のいく収穫を行うことが出来ました。

◆味わい◆
フレッシュな青リンゴ、グレープフルーツ、洋梨、スイカズラ、カモミール、白コショウの香り。
なめらかな口当たりで辛口。生き生きとした酸味がワインを引き締めており、繊細ながら緊張感のある白ワイン。

『日本百名山』を綴った深田久弥氏終焉の地として知られる茅ヶ岳。
自社管理農園を含む、標高400m~700mの茅ヶ岳山麓産の甲州が醸されています。
冷涼な気候と豊富な日照量に恵まれた地域で育まれた甲州は、爽やかでありながらも、凛とした強さを感じさせるワインです。
2000年代前半、甲州ワインのトレンドは辛口へと移行していました。
しかし、欧州系ブドウのワインと比較し、味わいが控えめな甲州に対し、
果汁濃縮、シュール・リー製法、樽使用などの醸造技術でインパクトある甲州ワインが追求されていました。
大きな転機は2004年より4年に亘り海外ワインに通じた東京の輸入商社と協働して取り組んだ、
ボルドー大学故デュニ・デュブルデュー教授からの技術指導を受けた甲州の醸造でした。
収穫適期を決める分析、機敏な破砕への着手、果汁と空気を接触させない仕込みなど、
全ては良いブドウを健全な状態で醗酵過程に進めるかが如何に大切であり、シュール・リーや樽に頼ることなく、
ブドウ本来の力を素直に引き出すクリーンでナチュラルなピュアなワイン造りを教えられました。
この一連の技術指導により、日本の酒税法において、それまで禁じられていた
果汁への炭酸ガス(ドライアイス)使用が出来ることになったことは、
日本ワインの酒質向上に大きな影響をもたらしました。現在では日本の多くのワイナリーが利用しています。
補糖、補酸、濃縮などに厳しい規制が設定されているEU基準のワイン造りについて知識が乏しかった私たちにとって、
「ブドウの力こそ品質の原点」というワイン造りの基本を再度見直すきっかけとなりました。
そのワイン造りを踏襲したワインが「茅ヶ岳甲州」です。

ネットショップ(750ML)

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させ酒店

代表取締役社長の佐瀬伸之と申します。

東京農業大学醸造学科にて酒を学び、酒問屋の営業として働いていましたが、自らが旨いと思う酒を売りたくて、伝えたくて家業の酒屋を継ぎました。

大学の先輩、後輩の酒と情熱を感じる酒をメインに販売しております。

季節ごとに旬な食材があるように、酒にも旬がございます。
季節ごとに旬な食材と酒を楽しめたら、一年間が楽しくなります。
そんな提案が出来る酒屋を目指して日々精進しております。
今後とも宜しくお願い致します。