天領盃 PROTO TYPE 2021
天領盃酒造/新潟県/720ML 1870円 1.8L 32520円※税込み
今後は天領盃酒造の主力米となりうる佐渡産の『一本〆』を使用した試験醸造酒です。
五百万石 と豊盃の交配にて誕生した『一本〆』
味が乗りやすく新潟の淡麗辛口志向には合わずに多用されずに現在では絶命危惧種です。
それを加登仙一社長は『名前がかっこいい』との理由で運命を感じたとの事です(笑)
農業センターから100gしか分けて頂けなかった種籾から3年間かけて自ら育てあげました。
ガンダムで言うニュータイプの加登社長ですが初の全量一本〆はコントロール出来なかったとの事です。
ほんのりと白葡萄系の香りから、ボリューミーで滑らかでスイートな味わい、
14度原酒ならではの軽やかな味わいと長い余韻が素晴らしい出来栄えです。
狙った酒質ではないとの事ですが、これはこれで美味しい良い出来だと思います。
冷酒~常温でお楽しみ下さい。
【天領盃酒造 加登仙一社長の簡単な説明】
平成30年の夏前の独りブラック営業中に1人の若き経営者は現れた。
ツイッターでも蔵元レベル1と公言する加登仙一氏は1993生まれの25才でおそらく全国最年少蔵元社長。
品のある顔だちのクールなイケメンの口から『蔵を買ったので今期より酒造りに入ります』Σ(・□・;)
外見と会話内容のギャップに二日酔から醒めたのを記憶しています(笑)
大学時代の留学中にブレイクダンス仲間が自国の文化を自慢している中で自分が無知で日本を知らない事にショックを受けました。
帰国後に日本文化を勉強し興味を持ったのが日本酒だったとの事です。しかも蔵人ではなく味、経営に決定権のある蔵元杜氏に…
大学卒業後に証券会社に勤め、チャンス到来で蔵元買収に至ったとの事です。
クールでイケメンの外見からは想像できない行動力には頭が下がります。