【秩父蒸留所】
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2008年2月に肥土伊知郎氏が創業。
父の会社である2004年に閉鎖した東亜酒造羽生蒸溜所の原酒を引き取り現在まで福島笹の川酒造に預けています。
年間9万Lの製造で山崎や、白州の6分の1の生産量です。スコットランドのグレンリベットであれば9万Lは2日で生産出来る量です。
小さなミルから粉砕した麦芽を糖化させ、ジャパニーズウッドと呼ばれるミズナラの発酵槽で、4日間でアルコール&乳酸発酵を促せます。
アルコール度数7~8%の麦汁をスコットランド・フォーサイス社製の特注ポットスチルで蒸留を行います。
ミドルカットと呼ばれる大事な仕事、ヘッド、ハート、テールにニューポットを仕分ける作業も機械制御ではなく熟練したスチルマンが行います。
ここからが秩父ウイスキーの最大の武器ですが、秩父の気候です。寒暖の差がある秩父では熟成する樽の中で液体が膨張、収縮を繰り返すので熟成が早まります。
バーボン、シェリー、赤ワイン、ミズナラウッドと個性豊かな樽でイチローズモルトは熟成します。
【秩父第二蒸留所】
既存の第1蒸留所のすぐ近くで2019年秋より稼働しております。こちらは第1蒸留所の約5倍の生産力を誇ります。
ステンの糖化槽、ホワイトオークの発酵槽、蒸留器のアームの角度も同じ12°となっています。
しかし第1と大きく違うところは蒸留が直接蒸留になったところです。マッシュに直接蒸気をあてる伝統的なスタイルです。
力強い個性的な原酒が出来る見込みです。2020年6月現在は第2蒸留所は見学が出来ていないので見学次第に記事を更新させて頂きます。
次回の秩父蒸留所見学では秩父温泉や食べ物等を満喫して秩父を伝えられる様に致します。