弐式 TYPE:X しぼりたて生酒

新潟県 原酒造
税込価格: 720ml/1,870円 1.8L/3,520円
純米吟醸規格※非公開
5回目の挑戦となりしぼりたて生酒での発売となります。
★弐式とは★
伝統ある新潟の原酒造に跡継ぎとした帰ってきた七代目原彩子氏とスタッフ達の本気の挑戦が始まりました。
従来の製法『酒母四段』に改良を加えクオリティーファーストに発展させた手法『進化系酒母四弾』を用いた挑戦ブランド。
温故知新をベースとしつつ異なる2つの酵母の組み合わせを楽しみブラシュアップさせていきます。
その独特で唯一無二の製法から着想し『弐式-にしき-』と名付けました。
商品ラベルも「弐つ」の「式」を繋ぐ『一本芯の通った酒造りの姿勢』を表現しています。
★進化系酒母四段を知るうえで基礎の酒母四弾とは★
通常日本酒は、3回に分けて米と米麹を添加していく三段仕込みという製法です。
そこに追加で4段目に米と米麹を添加する事を指します。
普通酒、本醸造中心の大量生産時代にお酒を濃く、甘くする為に用いられていたので悪いイメージがありました。
良い醪に何故?勿体ないと感じる蔵人もいたと聞いております。
さて進化系とは三段目までとは異なる酵母で別に立てたモトを追加します。
別に立てるので、とても手間がかかりますが、そこは原酒造の酒造りの考え方『クオリティーファースト』を優先とします。
今回の進化形酒母四段は新潟酵母によるWぶどうコンボ!
1. ベースもろみ酵母:G74(白ブドウ系)
新潟県醸造試験場が開発した新潟酵母です。原酒造では毎年「立春朝搾り」に使用しております。
吟醸以上の精米歩合のもろみに使用すると爽やかなマスカットやライチのような香りが出やすいのが特徴です。
発酵力が強く、高グルコ菌麹との相性も良いことが見込まれます。
2. 進化系酒母四段酵母:N7(赤ブドウ系)
こちらも新潟県醸造試験場が開発した新潟酵母です。協会 7 号酵母をベースとしています。
弊社では酒母段階から甘く穏やかな巨峰のような香りが立ちます。
マスカットや巨峰の様な香りが心地よく、口の中にも広がりフレッシュな果実味を感じます。
後半は適度な酸がキレを演出しています。前半のインパクトから軽やかなフィニッシュとバランスに優れた酒質です。
フレッシュ感を冷酒でお楽しみ下さい。