雅楽代 させ酒店スペシャル 玉響 中取り R6BY

新潟県 天領盃酒造
税込価格: 700ml/1,980円
★季節限定商品★
純米原酒規格
今期で四期目の雅楽代のさせ酒店スペシャルを仕込んで頂きました。
今期は中取りシリーズとなります。
中取りとはお酒の上槽の際にヤブタから出てくる順番で最初が『あらばしり』、真ん中が『中取り』、最後が『せめ』です。
中取りは一番安定した部分でクリアーで上品な部分のお酒です。大会用で使われる部分です。
今期のさせ酒店スペシャルは贅沢にも雅楽代の各スペックの中取りシリーズとなります。
今期の第5弾は雅楽代シリーズの中でもリッチな味わいで大好評の『玉響』です。
6月から11月にかけて毎月1アイテムずつ販売させて頂きます。
令和元年(2018BY)の5月1日に天領盃酒造の若きCEO『加登 仙一氏』が新ブランド『雅楽代 うたしろ』を立ち上げました。
鎌倉時代に歌人としても有名な順徳天皇は島民の歌を気に入ると土地を授けました。
「歌の代わりの土地」という意味合いで蔵のある地区名は加茂歌代(かもうたしろ)となっています。
土地を授かり栄華を誇った島民は『雅楽代 うたしろ』と名乗ったそうです。
「お客様の思い出に残る楽しい時間を演出する」がブランドコンセプトです。
「雅やかで楽しい代(とき)」
ブランドコンセプトと蔵のある土地名の由来が合致した事から酒名『雅楽代』が生まれました。
ラベルからもアルコール度数のみの記載で非公開が多いですが
より良い作品を醸す為にラベル、表記に縛られたくないという加登仙一社長らしい考えです。
玉響とは「ほんの少しの間」の意味です。
恋人、友人と共に時を忘れ飲み交す時間はあっという間です。
そこに雅楽代が彩れれば幸せです。
今回の商品は火入れです。
火入れのイメージは酒の味を進ませない劣化させない為に行う作業で
味の複雑性が失われると思われがちです。
昨年導入した瓶燗火入れ『ヒートリード』の温度コントロールを手動で行う事で
お酒にダメージを与えずに瓶に封じ込めに成功し、更に柔らかさ円やかさを酒質に与える事が出来ました。
ネガティブな火入れではなくポジティブな火入れとなり販売店としても売りやすく助かります。
佐渡県産米を使用し醸した酒です。
雅楽代の中でもリッチな味わいのポジショニングの玉響。
フレッシュ感と円やかさが融合したマスカット&ラムネのニュアンスと中取りならではのクリアーな味わい、フィニッシュにかけての程よい酸がキレを出しており、後味の軽快さが杯を進めます。
冷酒~常温でお楽しみ下さい。
【加登社長、雅楽代とは】
蔵元杜氏である加登仙一氏が2019年に立ち上げた雅楽代ブランドも5期目を迎えました。
相変わらず機械トラブル等の障害が多く、毎年毎年1年生と日々奮戦しております。
しかし最大の武器は24歳で蔵を買った、情熱と行動力と何故か人を巻き込む魅力です(笑)
下記は昨年2018BYのストーリーです。
2018年の夏前の独りブラック営業中に1人の若き経営者は現れた。
ツイッターでも蔵元レベル1と公言する加登仙一氏は1993生まれの25才でおそらく全国最年少蔵元社長。
品のある顔だちのクールなイケメンの口から『蔵を買ったので今期より酒造りに入ります』Σ(・□・;)
外見と会話内容のギャップに二日酔から醒めたのを記憶しています(笑)
大学時代の留学中にブレイクダンス仲間が自国の文化を自慢している中で自分が無知で日本を知らない事にショックを受けました。
帰国後に日本文化を勉強し興味を持ったのが日本酒だったとの事です。しかも蔵人ではなく味、経営に決定権のある蔵元杜氏に…
大学卒業後に証券会社に勤め、チャンス到来で蔵元買収に至ったとの事です。
クールでイケメンの外見からは想像できない行動力には頭が下がります。
ネットショップはこちらから→700ml