ぷくぷく醸造のホップどぶろく The First from Odaka
福島県 ぷくぷく醸造
税込価格: 500ml/2,420円
福島県 ぷくぷく醸造
その他の醸造酒
◆ぷくぷく醸造◆
代表の立川哲之氏は筑波大学 生命環境学群卒業。在学中、復興支援活動で東北に通う中で
「東北×酒×食」をテーマに学生団体を立ち上げる。(株)ユーグレナを経て、
宮城県閖上の佐々木酒造店の蔵人として 3 年学び、(株)haccoba の醸造責任者として
南相馬市小高区に酒蔵を設立。2022 年、ファントムブルワリー “ぷくぷく醸造”を立ち上げる。
日本酒の伝統的な技術に、クラフトビールの革新的な技術を掛け合わせた、
唯一無二のお酒をつくることで、浜通りに田畑を少しでも増やしていくことを目指しています。
数年以内に酒蔵を市内に立ち上げるのを目標としています。
それまでは、県内外の酒蔵さんの設備を間借りし、浜通りのお米で日本酒やクラフトサケをつくっていきます。
2024年11月に福島県南相馬市小高に自社の醸造所を建てました。 醸造設備は発酵槽を含めビール設備が多くみられますが、米の蒸しはせいろを使用する等、日本酒とビールの醸造方法が融合しております。
地元のお米は勿論の事、地元を表現する為に出来る限り酵母無添加で醸造していきます。
※以下はメーカー資料転写
【ぷくぷく醸造の新蔵の初リリース作。水酛×花もとの酵母無添加で醸した、濃いのに淡い、あまずっぱホップどぶろく】
醸造所を持たない?持てない?ファントムブルワリーのぷくぷく醸造が2024年11月に福島県の小高に醸造所を持ちました。
醸造設備はビールと日本酒を組み合わせた設備となっています。
そしてファーストリリースは土地を表現する為に乳酸菌無添加・酵母無添加で醸造です。
一度も清酒酵母を持ち込んだことのない酒蔵での酵母無添加は、戦後ほとんど前例がない挑戦になります。
「ここの地でしかできないことをやる」「ここの地での酒造りに自分を順化させていく」という本来であればあたりまえのことを強く意識した結果、全量酵母無添加という茨の道に進むことにしました。
お米はファントム時代から使用している小高の根本有機農園さんの有機栽培雄町を使用。
今回はコイン精米機で食べるお米と同様に磨きましたが(精米歩合90%)、お米自体が素晴らしいので、製麹は導かれるように美しい仕上がりになりました。
酵母無添加で醸造する上で、今回の技法として選択したのは、”水酛”(菩提酛)と”花もと(花酛)”のミックス。
水酛は周知の通り、室町時代の技術で、生米と蒸米を使用し、そやし水をつくります。
花酛は、日本在来の唐花草(東洋のホップ)の煮汁を活用して酒母を立てます。東北に伝わっていた技法で、”幻の醸造法”ともいわれます。ビールでいうホップを使用したビタリングにほど近い技法で、将来的には唐花草の使用量で、ある程度乳酸菌の活動コントロールもできるかもしれません。
この水酛と花酛という、室町時代や幻の技術を活用して酵母のスターターを育成し、無事発酵が開始されてから段仕込みを行いました。
正体不明の天然の乳酸菌と酵母がどのような発酵をするか想像しながら、水や温度のコントロールをし、味わいの着地点を見極めていきます。
発酵終盤にはドライホップを。ホップ品種はシトラとネルソンソーヴィンを使用。マスカットのような風味と柑橘感のブーストを狙いました。
肝心の味わいですが、柑橘やトロピカルフルーツのような鮮やかな香りをもち、乳酸発酵によるやさしい酸味、お米由来のやわらかな甘みと調和しています。
果肉とさっかくするようなお米の繊維がしっかりと感じられるテクスチャ―のため、濃ゆい味わいに感じさせますが、あとから淡い酒であったと気づくような不思議な飲み心地です。
ソーダアップなどもオススメです。
※ボトルによっては還元的な香りがあります。気になる場合はデキャンタ―ジュや開栓後に再キャップをして数日放置ください。
ぷくぷく醸造の再びのはじまりのお酒。ここから一層の美味しさとワクワクを届けていきますので、最初の一歩をともに歩んでいただけたらうれしいです。
※酵母活性由来の発泡感があるため、キャップを開ける際の噴き出しにご注意ください
ネットショップはこちらから→500ml