グレイス甲州鳥居平畑プライベートリザーブ2023 750ML
山梨県 中央葡萄酒株式会社
税込価格: 750ml/4,507円
鳥居平地区は4代目社主 三澤茂計が重んじた産地。その歴史は古く、標高450mの水はけのよい礫質土壌から良質なブドウを生む区画として、地元の人々から尊ばれてきました。
収穫したブドウをさらに厳選し、最上区画のロットをフレンチオークの旧樽にて醗酵後、ステンレスタンクにて貯蔵しました。
上品な酸味と複雑さを兼ね備えた、長い余韻の味わいです。
◆テイスティングコメント◆
澄んで健全。輝きのあるグレーがかった淡いイエローの色調。香りのボリュームは豊かで、黄リンゴ、黄桃、洋梨の果実香、丁子、白コショウなどのスパイス香、ロースト香があり、複雑な印象。アタックはまろやかで辛口、酸味は丸みを帯びており、口中では香りと同様の果実味が豊かに広がり、長い余韻が楽しめる。優雅さと力強さを兼ね備えた白ワイン。
◆2023ヴィンテージ◆
3~5月は適用・適照と好天候に恵まれ、芽吹きのタイミングも早く、順調に生育が始まりました。
梅雨明けも早く、7月 下旬には早くもヴェレゾンが始まり、その後は好天が続き健全な状態を維持できました。
日本各地で最高気温が記録された夏も山梨ではまとまった雨も少なく、ブドウの熟度は順調に高まっていきました。収穫期においても台風の影響はなく過去に類を見ない早さでブドウは熟していきました。
標高700mに位置する三澤農場でも、例年よりも二週間程早い10月22日、晩熟のカベルネソーヴィニヨンの収穫を終え、その後、最後の甲州の収穫を行いました。
収穫期全般を通して、健全で高品質なブドウを収穫できたことで、早熟品種、晚熟品種ともに平均的なヴィンテージよりも 1度以上糖度が高く、過去稀に見る高い熟度となりました。
2023年は長期熟成が期待できるビック・ヴィンテージと言えるでしょう。
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