天狗櫻 熟成芋原酒 2014年製、入荷しました【地酒のさせ酒店/焼酎/2024.8.9更新】

★2014年製★
原料米：ヒノヒカリ(いちき串木野市産)
さつま芋：コガネセンガン(自社畑、種子島産)
貯蔵：ホーロータンク

芋焼酎は主原料が穀類ではなく野菜の為に長期熟成には向かないと言われています。
白石酒造は2010年より研究を積み重ねて芋焼酎を熟成させることでしか表現できない味わいを研究してきました。
熟成が進むにつれて芋特有の風味は失われますが、ウイスキーの熟成の様に微量成分が馴染むことにより、
円やかになり、さつま芋のグラッセを思わせる長期熟成ならではの独特な甘さを感じられます。

この度の長期熟成酒の販売に至った要因は2019年より、仕込みに用いるさつま芋が全て自社産となり、
製造量の問題から熟成用の原酒の確保が困難となったからです。
長期熟成の取り組みは一旦終了となります。※今年発売分が最後
天狗櫻ファンとしては嬉しい反面、残念な気持ちもあります。

加水した25度タイプではなく贅沢な原酒で、自社栽培の芋以外に以前契約していた種子島産のさつま芋も使用した作品となっています。