ヤズーカ ワールドブレンデッド BURN
滋賀県/長濱蒸留所/700ML 8800円※税込み
「BURN」はTHE YELLOW MONKEYの絶頂期を象徴し、吉井氏が持つ男性的かつ妖艶な魅力を存分に表現している楽曲です。
この曲が持つ燃えるような情熱をウイスキーでより増幅させるために、“チャーリング”という技法に着目しました。
“チャーリング”とは、樽の内側を炎で燃焼させる製法で、樽材の木質成分の溶出を促進させる効果があります。
今回後熟に使用する樽には、長濱蒸溜所のスタッフ自らが”チャーリング”を行いました。
燻製のようなスモーキーフレーバー、ナッツやバニラのような甘美なアロマ、
蜂蜜を想わせるふくらみはBURN(燃焼)によってもたらされたものであり、
そこへスモーキータイプの原酒による煙の演出を加える事で、炎が燃え盛る様をボトルに封じ込めたかのような、
情熱的な味わいをお愉しみいただけます。
【テイスティングコメント】
鮮やかなアンバーカラー。トップノートではバニラや焦がしたキャラメル。
ブラッドオレンジのパウンドケーキを想わせる甘やかで香ばしいアロマ、シェリー樽原酒由来のナッツやクルミのアクセント。
余韻に感じる、焚火を彷彿とさせるスモーキーなエッセンスが全体をさらに引き立てています。
アタックでは樽由来のウッディネスと力強さ、燻製や硝煙のようなスモーキーテイスト。
それが、バニラや蜂蜜の甘やかなテイストと融合することで、より芳醇でリッチな印象に。
アフターでは赤い果実と、楽曲さながらのゲインの効いたスモーキーフレーバーとが合わさることで、
どこか哀愁ある印象を全体に与えています。
◆長濱蒸留所◆
蒸留所のある長浜は、琵琶湖と伊吹山地の主峰伊吹山、そして豊かな田園風景と歴史情緒に溢れる美しい町です。
羽柴秀吉の時代に長浜城の城下町として栄えました。
ウイスキー熟成に向く長浜で100年後に喜ばれるウイスキーを目指して2016年11月に稼働を始めました。
初溜釜の容量は1000L、再溜釜は500Lと日本最少クラスのポットスチルで蒸留を行います。
年間400回の蒸留で、1回に100Lと生産量で言えば間違いなく日本で一番小さな蒸留所です。
ネットショップ(700ML)