雅楽代 試験醸造 火入れ 純米大吟醸規格
新潟県/天領盃酒造/720ML 2420円※税込み
令和元年(2018BY)の5月1日に天領盃酒造の若きCEO『加登 仙一氏』が新ブランド『雅楽代 うたしろ』を立ち上げました。
鎌倉時代に歌人としても有名な順徳天皇は島民の歌を気に入ると土地を授けました。
「歌の代わりの土地」という意味合いで蔵のある地区名は加茂歌代(かもうたしろ)となっています。
土地を授かり栄華を誇った島民は『雅楽代 うたしろ』と名乗ったそうです。
「お客様の思い出に残る楽しい時間を演出する」がブランドコンセプトです。
「雅やかで楽しい代(とき)」
ブランドコンセプトと蔵のある土地名の由来が合致した事から酒名『雅楽代』が生まれました。
先入観を持たずに飲んで頂きたいとの事で酒質データーは非公開とさせて頂きます。
R4BYは加登氏が蔵元杜氏として4造り目となります。
※天領盃酒造CEOとしては5期目
麹室等の大型設備投資も行い昨年よりも精度の高い酒質を目指します。
今回のチャレンジ試験醸造は雅楽代の高精白の純米大吟醸規格です。
普段飲む酒ほど手を抜かずと言いますが、令和4年10月末に蔵にお伺いして際に
本醸造の搾ったばかりの酒をテイスティングしましたがかなり良い出来栄えでその場で
させ酒店スペシャルとして買わせて頂きました。
チームとしての醸造技術が高まってきた今だからこそのチャレンジ酒なのです。
マスカット系の柔らかな香りが心地よく口の中にも広がり、いつもの雅楽代よりもリッチな甘みを感じます。
高精白ならではのクリアーで軽やかな後味が特徴です。
良い意味で生酒よりも軽やかで円やかです。
冷酒でフレッシュ感をお楽しみ下さい。
【天領盃酒造 加登仙一社長の簡単な説明】
蔵元杜氏である加登仙一氏が2019年に立ち上げた雅楽代ブランドも4期目を迎えました。
相変わらず機械トラブル等の障害が多く、毎年毎年1年生と日々奮戦しております。
しかし最大の武器は24歳で蔵を買った、情熱と行動力と何故か人を巻き込む魅力です(笑)
下記は昨年2018BYのストーリーです。
2018年の夏前の独りブラック営業中に1人の若き経営者は現れた。
ツイッターでも蔵元レベル1と公言する加登仙一氏は1993生まれの25才でおそらく全国最年少蔵元社長。
品のある顔だちのクールなイケメンの口から『蔵を買ったので今期より酒造りに入ります』Σ(・□・;)
外見と会話内容のギャップに二日酔から醒めたのを記憶しています(笑)
大学時代の留学中にブレイクダンス仲間が自国の文化を自慢している中で自分が無知で日本を知らない事にショックを受けました。
帰国後に日本文化を勉強し興味を持ったのが日本酒だったとの事です。しかも蔵人ではなく味、経営に決定権のある蔵元杜氏に…
大学卒業後に証券会社に勤め、チャンス到来で蔵元買収に至ったとの事です。
クールでイケメンの外見からは想像できない行動力には頭が下がります。
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