雅楽代 日和 火入れ
天領盃酒造/新潟県/720ML 1870円 1.8L 3630円※税込み
4期目の造りとなる加登ジャパン(笑)
天領盃しぼりたてから雅楽代ブランドしぼりたてと全てにおいて
昨年の造りとは違う味わいのクオリティー&安定感を感じます。
今回の日和も発売前にテイスティングしました。
4年目でここまで来れるのかと尊敬すら出来る素晴らしい出来栄えです。
そして今回の商品は火入れです。
火入れのイメージは酒の味を進ませない劣化させない為に行う作業で
味の複雑性が失われると思われがちです。
天領盃酒造が新規導入した瓶燗火入れ『ヒートリード』の温度コントロールを手動で行う事で
お酒にダメージを与えずに瓶に封じ込めに成功し、更に柔らかさ円やかさを酒質に与える事が出来ました。
ネガティブな火入れではなくポジティブな火入れとなり販売店としても売りやすく助かります。
日和とは…「何かを行うのに最適な日」という意味の大和言葉です。
素敵な思い出とともに、このお酒が皆様のお酒日和を彩る存在になれますように。
という思いで名づけました。流石はロマンチスト加登社長です。
仕事ばかりの加登社長にも素敵な出会いがあるように願っております(笑)
佐渡県産米を用いて磨き低温発酵で仕込んだ限定生原酒です。
昨年2020よりからチャレンジした低アルコール企画も今年の日和も13度火入れ原酒で発売です。
穏やかで瑞々しいリンゴ系の香りが口の中にも優しく広がります。
まるでもぎたてのフレッシュジュースを飲んでるかの様です。
ライトな口当たりと爽快な味わい、酸も穏かで優しい味わいです。
低アルコールでありがちな無理やり感がなくライトだけど果実味があり果てしなく飲めそうな作品です。
軽いは薄いとは違うのを実感できる一本です。
加登社長がカルピスの原液からインスピレーションを感じた意味が理解できました。
良い塩梅のカルピスになってます(笑)※味わいはカルピスではなく乳酸感はありません。
冷酒~常温でお楽しみ下さい。個人的に飲み頃は10度位です。
【天領盃酒造 加登仙一社長の簡単な説明】
平成30年の夏前の独りブラック営業中に1人の若き経営者は現れた。
ツイッターでも蔵元レベル1と公言する加登仙一氏は1993生まれの25才でおそらく全国最年少蔵元社長。
品のある顔だちのクールなイケメンの口から『蔵を買ったので今期より酒造りに入ります』Σ(・□・;)
外見と会話内容のギャップに二日酔から醒めたのを記憶しています(笑)
大学時代の留学中にブレイクダンス仲間が自国の文化を自慢している中で自分が無知で日本を知らない事にショックを受けました。
帰国後に日本文化を勉強し興味を持ったのが日本酒だったとの事です。しかも蔵人ではなく味、経営に決定権のある蔵元杜氏に…
大学卒業後に証券会社に勤め、チャンス到来で蔵元買収に至ったとの事です。
クールでイケメンの外見からは想像できない行動力には頭が下がります。