オクトモア12.1 スコティッシュ・バーレイ
スコットランド/アイラ/700ML 18700円※税込み
実験中の実験ではあるが、12シリーズの他アイテムにとっても重要なベンチマークとなる。
スコットランド本島で収穫された大麦は、ゆっくりと蒸留され、滴るようにポットスチルから流れ落ちた。
熟成の年月を経て構築されたバニラ、柑橘類、ファッジなどのアロマは、
この力強い大麦が雄弁に語りかける「ウイスキーの英知」である。
<蒸留>
■2014年収穫の大麦を2015年に蒸留
■スコットランド産コンチェルト種の大麦100%
■フェノール値 130.8ppm
■アルコール度数 59.9%
■ノン・チルフィルター、着色料無添加
<熟成>
■全期間ファーストフィルのアメリカンオーク樽で熟成
■全期間アイラ島で熟成
■5年熟成
<テイスティングノート>
【特徴】
はつらつとした躍動感と刺激に始まり、続いて重層的な複雑さが現れる。
ゆっくりと時間をかけた蒸留と細心の注意を払った熟成、そして精緻なカスク選びの賜物だ。
謎に満ちたウイスキーを追い求める者たちさえ満足する、それがオクトモアである。
【アロマ】
最初は爽やかなシトラス系の香りと大地を思わせるピートスモーク。そしてバニラスポンジケーキと大麦糖、
コクのあるモルトの甘い香りが現れる。ココナッツとチョコレート、バニラ、キャラメルが続き、
さらに焦げたトフィーの香りが広がり、ピートスモークと蜂蜜が交互に際立ってくる。
【味わい】
胡椒と甘さ、温めたゴールデンシロップのテクスチャー。蜂蜜とピートスモーク、焼いたオークチップ、
ピートの効いたアプリコットジャムが広がる。もうひと口含むと麦芽糖と麦わら、ヘザーの花、
ナッツ入りヌガーの甘味、海岸の砂のようなミネラル感が口中に留まり、
ドライでフェノリックかつ土っぽいスモークとほのかなシトラス、洋ナシのキャンディを運んでくる。
【フィニッシュ】
フィニッシュは塩キャラメル、花とハーブの香り、スイカズラと桜草に続き、
穏やかなピートスモークが最も長く残る。
【色】
明るいゴールド
ネットショップ(700ML)