オクトモア10Y
スコットランド/アイラ/700ML 22000円※税込み
オクトモアは、世界で最もヘビリーピーテッドなシングルモルトウイスキーのシリーズです。
「もし仮に、ブルックラディのエレガントでフルーティーかつフローラルなスタイルと、
究極的にピート(泥炭)を焚き込んだ大麦が結びついたら?」という、
奇想天外にも見える発想から始まった「オクトモア」は、15年間革新を続け、
その実験的な精神や力強い品質は常に注目を集めてきました。
今や他とは一線を画し、底知れぬ奥深さを持つ、伝説ともいえるスピリッツとして信頼を得ています。
シリーズの最後を飾る「10年」には、11.1や11.3の溢れんばかりの若々しさに対し、
より繊細で成熟した奥行きが感じられる。前2アイテムでは大麦の特徴を前面に押し出した一方、
ここでは熟成のさまざまな過程で、異なる「樽の影響」を取り入れている。
「10年」は他よりも高いフェノール値だが、更なる熟成を経て、より穏やかで深みのあるスピリッツへと進化した。
このエディションは合計77の樽を複雑に組み合わせて作られている。
主にアメリカンウイスキー樽熟成、すべて2009年ヴィンテージだ。
<蒸留>
■2008年収穫の大麦を2009年に蒸留
■スコットランド産オプティック種100%
■フェノール値 208ppm
■アルコール度数 54.3%
■ノン・チルフィルター、着色料無添加
<熟成>
■ヴァージンオーク、1stフィル、2ndフィルのアメリカンオーク樽で熟成
(ジムビーム、ヘヴン・ヒル、バッファロー・トレース、ジャック ダニエル)
46樽― 全期間1stフィル アメリカンウイスキー樽で熟成。
15樽― 2015年まで1stフィル アメリカンウイスキー樽で熟成後、
2ndフィル アメリカンウイスキー樽で熟成。
16樽― 1stフィル ヴァージンオーク樽で8年熟成した原酒(20%)と
1stフィル アメリカンウイスキー樽で熟成後に2ndフィル ヴァージン
オーク樽で追加熟成した原酒(80%)をブレンド後、
2018年から2ndフィル アメリカンウイスキー樽にて熟成。
■全期間をアイラ島内で熟成
■10年熟成
■世界限定12,000本
<特徴>
安らぎと洗練、「大人の」オクトモア。熟成と共に躍動感は薄れた一方、穏やかさと奥深い複雑さが増している。
<香り>
ピートとフルーツの至高のブーケ。ネクタリンとシトラスに加えてパイナップルとマンゴーがほのかに香り、
豊かな甘さと複雑さが一段と深みをもたらす。ヴァニラとオークの甘み、ナッツを思わせる生き生きとしたアロマ。
熟成によりさらにエキゾチックフルーツ感が増した、深遠なるフレーバー。そして私たちのDNAともいえる、
シトラスとミネラルの個性も際立っている。
<味わい>
海を再現するような魅力的な塩気を感じ、それがとろりとした蜂蜜のようなテクスチャーへと変化する。
優美なフルーツの香りと甘いオークが、その味わいの余韻を楽しませてくれる。
ピーチ、熟したパイナップル、マンゴー、ドライアプリコット、そしてドライピーチが、
スモークとオークとの間に見事な調和を生む。更なる熟成と樽の組み合わせがオクトモアに成熟の表情を加え、
この類まれなシングルモルトの解釈に新たな切り口を提示している。
<フィニッシュ>
最初にオーク、続いてココナッツ、タバコ、ヴァニラ、そして最後にスモークが残る。
樽での熟成期間を経てフェノールが自然に和らぎ、オークの影響が増すことで、まろやかで穏やかなスモーキーさが感じられる。
<色>
ゴールド
ネットショップ(700ML)