こんばんは。させ酒店です。本日もご来店有難う御座います。
入荷案内の続きをさせて頂きます。
入荷第5弾は新潟県の天領盃酒造より『天領盃 中取り純米生原酒』が入荷です。
蔵元の加登仙一氏より連絡が入り、限定流通商品『雅楽代』よりも出来の良い天領盃が出来たとの事。
雅楽代と天領盃では酵母も違い、コンセプトも違います。
酒造歴2年目の加登氏は激しく発展途上中であり、醸造の経過が良かったのでテンションが上がった様です。
理想に近づいた酒質が出来たので嬉しくて中取り生原酒のスピンオフで発売となりました。
若い造り手としてこの気持ちは大事で売り手としても喜びを感じます。
しかしながら経験値が浅く、もともと忘れん坊なのでラベルを考えておらずに、既存のラベルをデーター化して加工してプリントアウト(笑)
蔵元に代わり謝罪致します。ラベルの準備不足を…
しかしながら中身は素晴らしい出来栄えでした。ほんのりと香るイチゴの香り、クリアーで重厚な旨みを感じます。
輪郭もしっかりとしながら中取りならではのクリアーな味わいは好印象です。後半のフレッシュで綺麗な酸が酒質にメリハリを与えています。
入荷第6弾は新潟県の村祐酒造より『村祐 常盤ラベル 純米大吟醸生酒』が入荷です。
初めて『村祐』を口にしたのがこの純米大吟醸でした。
これが日本酒?と非常に驚いた事を憶えています。
『甘くても辛くてもバランスなんだな。』と実感した日本酒です。
『ワインには甘口・辛口が認められているのになぜ日本酒は辛口だけが認められるのか?』
『辛口の酒が好き』が日本酒好きの当たり前ですが、『甘口の酒が好き』でも良いはずです。
そこには『村祐』の様にバランスの良い甘口の酒の存在を皆様が知らないだけだと思います。
日本酒業界全体の味の幅を広げたニュータイプ日本酒は高級和菓子に使用される『和三盆糖』をイメージして醸されました。
上品で優しい吟醸香に透明感のある上品できめ細かいスイートな酒質です。
大抵の甘口酒は口がベタベタして飲み疲れしますが、村祐は綺麗な酸がキレを出しベタベタさせません。
入荷第7弾は群馬県の聖酒造より『聖 若水 中取り 特別純生原酒 01BY』が入荷です。
群馬県産若水を60%まで磨き、701酵母で仕込み、最良の中取りのみを瓶に詰めた限定酒です。
フレッシュなマスカットやメロンの香りが口の中に広がり、甘味を伴ったジューシーな旨みを感じます。
中取りならではの柔らかな旨みを、フレッシュな酸が味にメリハリをつけます。
入荷第8弾は山形県の冨士酒造より『栄光冨士 純米大吟醸無濾過生原酒 THE PLATINUM ザ・プラチナ』が入荷です。
驚異コストパフォーマンスの33%磨きの超限定酒です。
山形県産の新しい酒米『雪女神』を33%まで磨き醸した限定酒です。
雪女神は山形県の出羽の里と宮城県の蔵の華を交配させて生まれた純米大吟醸用の酒米です。
柔らかで気品のある吟醸香にスッキリと透明感のある甘さ、フレッシュかつ滑らかな酸を楽しめます。
御購読有難う御座いましたm(__)m